第3回
【構造材】の加工風景
(写真左)柱や土台など 仕入れたものを,すぐ使用せず風通しのよい場所で保存し,十分に自然乾燥させます。 自然乾燥する事により,のちの狂いなどを最小限に抑えます。 (写真右)米松の梁材 取引先の製材所で,自社で木の選定をし,製材してもらいます。 (素材のページでも紹介しています。) |
(写真左)柱の番付 柱の位置を決めることを,「番付をふる」といいます。 見えがかりとなる重要な位置決めのため,木の特性を見ながら,社長が全て行います。 (写真右)墨付け 仕入れた材料に,加工する部分を,墨で描いていきます。 |
(写真左・中央)梁の加工 一本一本の梁や柱の軸組みを,ノミなどを使って加工していきます。 (写真右)柱の仕上げ 柱の仕上げは,手ガンナで行っています。 機械仕上げとは異なり,木の特性をみながら行うため,仕上りのツヤが全く異なります。 |
複雑な加工も,職人の手によって加工されます。 中心の線(芯墨)も機械加工では単純に2等分の中心なのですが, 木の特性を踏まえた中心線を出すので,バランス良くしっかりとした接合が可能となります。 |
【加工完了】 柱のホゾも9cmと,一般より長くとるため,引き抜きに対して十分に力を発揮します。 |
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